口唇ヘルペスがうつる期間は?その間に気をつけたい4つのポイント

ピリピリ、チクチク

「あ、また口唇ヘルペスだ・・・。」

こんな経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

私もそんな一人です(汗)

 

ただでさえ鬱陶しい病気ですがもう1つ厄介なのは、発症しているからと言って誰にも合わないわけにはいかないということ。

特に家に小さなお子さんや妊婦さんのいるご家庭では心配になりますよね。

ここでは、口唇ヘルペスについて、いつまで感染の可能性があるかと、気をつける4つのポイントを挙げていきます。

 

だいすけ

私はこの4つのポイントを意識するようになってから今まで家族にうつしたことはありません

家族にうつらないか心配なあなた!是非参考にしてくださいね。

かさぶたが自然に剥がれる状態ならうつる可能性は低い

まずは、ヘルペスウイルスがうつる可能性がある期間についてです。

結論から言うと、「かさぶたが自然に剥がれるまでになったら感染の可能性はほぼ無い」と考えて良いでしょう。

口唇ヘルペスは発症後水ぶくれを作り、それが増殖する期間で一番ウイルスの活動が活発になります。

その後、水ぶくれがただれ、かさぶたになっていくとともにウイルスの活動は徐々に治まっていきます。

しかし、かさぶたが完全に乾いた状態になる前はまだかさぶたの奥でウイルスは活動を継続中。

この時期に何らかの理由でかさぶたが剥がれ直接・間接的に接触すると、そこが感染経路となる可能性があるのです。

「もう、かさぶたになってきたから大丈夫」では無い、ということですね。

 

では、特に感染に気を付けないといけないのはどんなケースでしょうか?

 

特に感染に注意!なケース

以下のケースに当てはまる方は、特に感染に注意が必要です。

妊娠中

ヘルペスは母子感染を引き起こす可能性があります。

お母さんから胎児にウイルスをうつしてしまう可能性があるということ。

言うまでもなく、胎児に成人並みの免疫機能など備わっているハズもありません。

ただ、「感染したかも?」といって慌てないようにしてください。

まずは落ち着いてかかりつけの産婦人科で指示を仰ぎましょう

乳幼児

この時期に感染することで起こしやすい症状として、ヘルペス性歯肉口内炎があります。

これは、口の周りや口内に水疱が出来たり口内が出血したりするもので、重症化の可能性も。

こちらも症状が出たらすぐにかかりつけ医の診察を受けるべきです。

アトピー性皮膚炎の治療中

アトピー性皮膚炎を患っている人はよく分かると思いますが、皮膚のバリアが弱いです。

しかも、痒みから自分で皮膚を掻き壊してしまいますよね。

ただでさえそんな状態なのに、アトピーの治療でステロイドを使うことで免疫機能も抑制されています。

そんなペースがあるうえにヘルペスウイルスが活動を始めることで発疹が広範囲に拡大。

カポジ水痘様発疹症といわれますが、口唇ヘルペスどころの騒ぎではありません。

これもかかりつけの皮膚科で指示を仰ぐ必要があります

 

プロトピックは関係ない?

アトピー性皮膚炎の治療、特に顔の症状に使われる塗り薬にプロトピック軟膏があります。

これは、ステロイド剤ではなく、顔の赤みを取るのには効果があるとも言われます。

ただ、これもステロイド剤と同様に免疫を抑制する機能を持ちます

そこにヘルペスウイルスが付くと・・・。

結局、ステロイド剤と同じ現象が起こるということですね。

だいすけ

随分前の話ですが、私はカポジ水痘様発疹症も発症経験があります。

それはそれは、見るも無残な姿になりました(涙)

この頃は私も知識不足で、口唇ヘルペスが気になるあまり清潔でも無い手でついつい水ぶくれを触っていたのです。

今考えるとあり得ないですね(汗)

あなたも気をつけてください。

 

では、感染力が無くなるまでに気をつける点は何でしょうか?

ここでは4つのポイントを説明します。

 

かさぶたが剥がれるまでに気をつける4つのポイント

1.患部を手で触らない

ヘルペスウイルスは水ぶくれのなかに無数に存在します。

そこを手で触ってしまうと、その手で周りのものを触ることで感染経路を作ってしまいます。

だいすけ

発症中はとても気になりますよね。その気持ちはよ~く分かります。

でもそこをぐっと堪えて、なるべく水ぶくれを「潰さない」、「触らない」ことを意識してください。

 

2.触ったらすぐに手を洗う

薬を塗るときなど、どうしても発症中の患部に触らないといけないときがあります。

それは仕方ないのですが、触った手にはウイルスが無数に付着していると考えてください。

このウイルスには流水による手洗いが有効です。

しっかり手洗いをすることで、ウイルスを手に残さないようにしましょう。

 

口唇ヘルペスから性器ヘルペス?

結論から言うと、口唇ヘルペスが性器にうつることもあり得ます

また、ウイルスのついた手で自身の性器に触れてしまうことでも感染の可能性があります。

この点からも、口唇ヘルペス発症中は手洗いがとても大切、ということですね。

 

3.タオル・コップ・箸など口の触れるものを共有しない

感染経路を作らないために大事な対策です。

コップなど口を触れるものはもちろん、食器やタオルも分けた方が無難です。

もちろん、患部を触った手でドアノブを触るなどもNGですよ。

 

だいすけ

お子さんの食べ残しを発症した大人が食べて、その食器に子どもがまた触れることもありますよね。

自分が食べた食器や箸はすぐに洗い場に持っていった方が無難でしょう。

 

4.キスをしない

これはもう直接感染になりますね。

活発に活動しているウイルスを口移しで相手に渡しているようなものです。

かさぶたが乾くまでは自重した方が良いでしょう。

 

だいすけ

この4つのポイントは感染経路を断つためにとても大切です。

私は1年に1~2回のペースで毎年口唇ヘルペスに罹っていますが、これらのポイントを意識するようになってから家族にうつしたことはありません。

どれも意識をすればすぐ出来るので、是非実行してみてください。

 

マスクは有効?

患部を手で触らないことになりますし、子どもが触ってきても直接患部に触れることは無いので、安心感はありますよね。

ただ、患部が蒸れやすく不衛生になりやすいので、その意味ではデメリットもあります。また、水疱を潰さないように注意も必要。

付けるべき時と外せる時のメリハリをつけたいところです。

 

ちなみに、ヘルペス用のパッチも市販されています。

患部が小さくないと上手く貼れないでしょうが、マスクより不衛生になりにくく、患部を触ることもなくなります。

海外の製品ですが、輸入品が買えるので検索してみてください。

 

さて、このウイルスは一度体内に潜伏すると神経のなかに住み込んでしまいます。

それでは、潜伏する前のウイルスを除菌することは出来ないのでしょうか?

 

ヘルペスウイルスは除菌出来る?

ウイルスも種類によって対策方法は変わってきます。

例えばノロウイルスはアルコールによる消毒が無効で、ハイター消毒が必要になります。

では、ヘルペスウイルスはどうなのでしょうか?

食器用洗剤やアルコール

どちらもヘルペスウイルスに有効とされます。

なので、発症者の使用した食器は洗剤でしっかり洗えばOKです。

ドアノブなども気になるようならアルコール消毒をしましょう。

エンベロープはその大部分が脂質から成るためエタノールや有機溶媒、石けんなどで処理すると容易に破壊することができる。このため一般にエンベロープを持つウイルスは、消毒用アルコールでの不活化が、エンベロープを持たないウイルスに比べると容易である。

引用:ウィキペディア

だいすけ
口唇ヘルペスの原因になる単純ヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスはエンベロープ という膜に包まれています。つまり、インフルエンザウイルスにもアルコール消毒が有効ということですね。

日光・乾燥

ヘルペスウイルスは熱や乾燥に弱いので、どちらも有効です。

衣服や布団なども天日干しすることでウイルスを減らしましょう。

人から離れたヘルペスウイルスは、熱やアルコール、乾燥、日光(紫外線)などに弱い。タオルや食器はよく洗い、便座はアルコールを含んだ布で掃除しよう。

引用:healthクリック

 

と、ここまで口唇ヘルペスをうつさないようにする注意点や対策を挙げてきました。

厳密に気をつけるのはとても大変なこのウイルスですが、そもそもどの程度の人が感染しているのでしょうか?

調べてみると、結構国民病とも言える数字が出てきましたよ。

 

日本人の7~8割は単純ヘルペスウイルスに感染している

単純ヘルペスウイルス1型には70~80%、2型には2~10%の日本人が感染していると言われています。
ヘルペスウイルスは、感染していても普段は症状が出ない人も多いのです。

引用:グラクソ・スミスクライン

単純ヘルペスウイルス1型というのは主に上半身に、2型は主に下半身にヘルペスの症状を引き起こすウイルスです。

70~80%ですよ!?

それだけの人が単純ヘルペスウイルスを体内に持っているということですね。

これは、まだ発症していなくても体内にウイルスが潜伏している人も含めます。

つまり、「今までヘルペスの症状が出たことが無いから自分は感染はしていない」とは言えないのです。

よく、「◯◯から感染したかも?」という話になりますが、本当の意味で感染経路は分からない、ということですね。

 

大元はどこから?

そもそも、ヘルペスウイルスは自然界では土の中にいるとされるので、そんなに珍しいウイルスではありません。

手や食べ物についたウイルスが口に入ったり、傷口から感染するのは十分考えられます。

ただ、感染したといっても健康な人の場合発症しないままに神経に潜伏することが多いのです。

「感染経路がどこから?」という話を突き止めるのはとても大変なのかもしれません。

 

もちろん、だからといって「ヘルペスに感染させるかも?」という心配をしなくて良いということではありません。

特に、先程挙げた免疫機能が弱い人達に対しては注意が必要なことは変わりありません。

ただ、例えば健康な成人同士で必要以上に神経質になりすぎることは避けた方が良いのでしょう。

 

まとめ

口唇ヘルペスはかさぶたが自然に剥がれるまでは感染の可能性がある

妊娠中や乳幼児、アトピー性皮膚炎を患っている人は特に感染注意

口唇ヘルペス発症中はポイントを抑えて感染対策をする必要がある

ヘルペスウイルスはアルコールなどで除菌可能 必要に応じて対策を

単純ヘルペスウイルスは結構ありふれたウイルス

 

日本人の7~8割が感染していると言われる口唇ヘルペス。

メジャーな病気だけに感染に関する知識をしっかり身につけて、必要以上に怯えないよう対策を立てましょう。

 

 

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