帯状疱疹の痛みはいつまで続くの?気を付けるポイントは?

だいすけ

え?水ぶくれがどんどん広がってるんだけど・・・

私が以前帯状疱疹に罹ったときの1シーンです(汗)

痛いし、水ぶくれは増えるし、水ぶくれが破れたところはじゅくじゅくしてるし、でとても大変だった記憶があります。

そんなとき思うのは、

「これ、いつまで続くの?」

ということ。

仕事や家族への配慮も必要な病気なので、先の見通しが欲しいですよね。

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2017.10.12

 

結論から言うと、皮膚症状自体は3週間を目安に治っていきます。ただ、恐いのはその後に痛みが残った場合。

ここでは、一般的な帯状疱疹の治療経過とその後の痛みについて、そして帯状疱疹の治療に当って気を付けたいポイントを取り上げます。

帯状疱疹の一般的な治癒過程

発症前

「なんかピリピリ、チクチクするなぁ」という感覚です。

この表現は人によっても若干違いますが、独特の違和感ですね。

発症

発赤が痛みを感じた部位を中心に帯状に拡大。

そこが徐々に水ぶくれになり、痛みも強くなっていきます。

発症1週間後

体感ではこの発症後1~2週間が一番痛みの強い時期だった気がします。

痛みは人によってとても差があるので、「殆ど痛くない」人もいれば「痛くて寝られない」人も。

水ぶくれもピークの時期で徐々に破れた水ぶくれは、ただれた様な状態になっていきます。

このいわゆる急性痛の時期はロキソニンなどの痛み止めも有効です。

発症2週間後

新しい水ぶくれはもう出来てきません。ただれたところは順番にかさぶたへと変化。

皮膚症状の一番ツライ時期は越えた時期ですね。

発症3週間後

全ての水ぶくれがかさぶたに変われば、皮膚症状は落ち着いたと考えてOKです。

こうなれば、他人に水ぼうそうをうつす危険性もなくなります。

 

つまり、皮膚症状的には、発症から12週間が一番ツライということですね。

服が擦れても痛いし、水ぶくれが潰れて体液が服についたりと、痛み&不快&不安&疲れでとても気分が滅入ります。

でも、この皮膚症状はちゃんと治療をしていれば、2週間を過ぎれば徐々に落ち着いてくる(体感上)ので、もう少しのガマン!と考えてください。

 

痛みを和らげるにはどうしたら良い?

痛み止めの薬を使う

急性痛はロキソニンやカロナールといった痛み止めが有効です。

痛みが強いなら医師に痛み止めの薬を処方してもらってください。

痛み止めでは治らない

注意したいのは、市販薬の痛み止めだけを飲んでいてはウイルスの活動を抑えられない、ということ。

帯状疱疹の治療という意味ではバルトレックスなどの抗ウイルス薬が必要で、痛み止めはあくまで補助と考えてください。

どちらにしても、自己判断せず医師の診察を受けてくださいね。

だいすけ

抗ウイルス薬のバルトレックスって、かなり値段が高いです。一週間分くらい処方されると7,000円を超えるくらい(汗)

ジェネリック(後発品)を出してくれる医師もいますが、この辺は医師の判断によるところですね。値段が気になる人は、医師に「ジェネリックを希望する」ことを伝えてみてください。

ちなみに、私は口唇ヘルペスではジェネリック品を使っていますが薬効に差は感じません。帯状疱疹には使ったことは無いですが・・・。

 

患部は温める?冷やす?

一般的には温めた方が良いとされます。慢性の疼痛は特に、ですね。

温めるときはカイロや湯たんぽなどを使ってみてください。

ただ、急性期の痛痒い症状には冷やした方が有効、という意見もあるので一概には言い切れないです。

だいすけ
結局どっち?という話ですが、決定的な研究結果は無いようですね。
まずは温めてみて楽になるならそれで良いのだと思います。それでダメなら冷やすのを試してみてはどうでしょうか。最後はあなたの直感が頼りです(汗)
お風呂に入っても良い?

入浴は水ぶくれが潰れたところからばい菌が入り化膿する恐れもあります。私は今まで2回帯状疱疹を発症して別々の医師に掛かりましたが、2人とも「シャワーだけにしてください」と言われました。

アルコールは飲んでも良い?

体を温めるという観点だけで言うと、適量のアルコールは良さそうな感じもします。でも、アルコールを体内で分解する過程で体に負担をかけるという意味ではやはり止めた方が良いのでしょう。帯状疱疹は体力の回復が大切なので、なるべく体に負担をかけないことを心がけてください。

 

さて、この帯状疱疹の痛みは水ぶくれが治ったら一緒に治まるかと言うと、そうとも言い切れないのです。

ここがこの病気の厄介なところですが、説明していきますね。

 

水ぶくれが治っても痛みが残る場合もある

見た目的には水ぶくれがとても派手に顔や体に出るので、そちらに気を取られそうになりますが、皮膚症状自体は体に免疫が出来れば3週間程度を目安に徐々には治っていきます。

気を付けないといけないのは、ウイルスによって神経が傷つけられることで、ダメージを受けた神経に痛みがずっと残ってしまうケースがある、ということ。

「帯状疱疹後神経痛」と言いますが、帯状疱疹発症後これに移行しないように早期発見・早期治療が大切だとされます。

だから、早くから皮膚科などを受診して抗ウイルス薬を中心とした治療を開始することが大事なんですね。

じゃあ、この厄介な「帯状疱疹後神経痛」、どんな特徴があってどんな治療が必要なのでしょうか。

 

帯状疱疹後神経痛とは?

定義としては、帯状疱疹後の神経痛が3ヶ月以上続く状態を指します。

人によっては、年単位での治療が必要な非常に厄介な状態で、次に挙げるような人はこの帯状疱疹後神経痛になる可能性が高いと言われています。

  • 高齢者(60歳以上)
  • 皮膚症状が重症だった
  • 夜も寝られないほどの痛みがある

 

そして、この帯状疱疹後神経痛どのくらいの人がかかるのかと言うと、2013年に発表された調査結果がありました。

香川県小豆郡在住の50歳以上の12,522人を対象にして3年間の調査を行った結果、臨床症状から帯状疱疹の発症を疑われた症例は438人で、そのうち396人からPCR試験にてVZV(水痘帯状疱疹ウイルス)特異的DNAが検出された。PCR試験結果に基づく帯状疱疹の年間発症率は1.07%であった。また、帯状疱疹発症者396人のうち、PHN(帯状疱疹後神経痛)に移行したものは57人で、移行率は14.4%であった。

引用:NIID 国立感染症研究所

つまり、帯状疱疹を発症したうちの14.4%は帯状疱疹後神経痛に移行した、ということですね。

 

この帯状疱疹後神経痛の治療はペインクリニックが専門領域で。以下のような治療があります。

  • 痛みを脳に伝える経路を遮断する「神経ブロック療法」
  • 神経の障害に作用する抗うつ薬や抗てんかん薬といった「薬物療法」
  • 温熱や微弱な電気刺激で疼痛を緩和する「物理療法(理学療法の一種)」

などなど。

だいすけ

個人的には、水ぶくれが全部かさぶたになってるのに、まだ痛みが強いという場合はなるべく早くペインクリニックを受診した方が良いと考えます。

痛みが一生続く人もいると言われる非常に難治性の症状なので、早め早めの治療を意識してください。

 

まとめ

帯状疱疹の皮膚症状は1~2週間をピークに徐々に治っていく

人によって皮膚症状が落ち着いた後にも痛みが残ることがある(帯状疱疹後神経痛)

痛みが続く場合は我慢せずペインクリニックなどを受診する

ウイルスによる神経へのダメージを極力減らすため早めに受診して治療を開始する

 

帯状疱疹の痛みって本当に侮れないんですよ。

水ぶくれなどの皮膚症状に目が行きがちなこの病気ですが、痛みを残さないためにも体をしっかり休めて処方された薬をしっかり飲んで体力の回復に努めてくださいね。

 

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